コンチョの ホックとしての使い方

ここでは、ネジ式のコンチョとジャンパーホック大を組み合わせて、コンチョのホックとしての使い方を紹介します。
お好みのコンチョをホックとして使えば、よりいっそうゴージャスな作品になること間違いなしです!!
今回は、オールドコインコンチョを使って、キーフォブを作ってみます。
それでは、下記のリストを参考にして、材料の準備ができたら早速始めてみましょう♪


作業に必要なもの


作業に必要なもの
  1. コンチョ<ネジ式>オールドニッケルコインコンチョバッファロー(お好みのネジ式コンチョ<注1>をお使い下さい。)
  2. ジャンパーホック足長<大>(お好みの色、足の長さをお使い下さい。)
  3. ハトメ抜き15号
  4. ハトメ抜き12号
  5. ジャンパーホック打ち(大)
  6. 万能打ち台
  7. ゴム板
  8. 木槌<並>
  9. マイナスドライバー

注1:コンチョはホームページで
「ジャンパーホック(大)をあわせてホックにもなります。 」
と表記のあるネジ式のコンチョをお使い下さい。


制作のヒント


  • ネジ式コンチョのメスネジの直径は、ジャンパーホック大の足の直径よりも太いので、コンチョを取り付けるときは、ジャンパーホック大を取り付けるときよりも大きめの穴を空けると取付がきれいにできます。
  • 革がなじんでくると取付がゆるくなってしまうので、コンチョはきつめに取り付けま しょう。
  • コンチョの足の長さ(ネジの長さ)は短めにして、取り付けたときに革がコンチョの ドームに入り込んで少し湾曲するくらいきつく留めるのがポイントです。
  • 取付の前に裏面やコバ(革の断面)をトコノールSPコートなどを使って仕上げておくとよりきれいな作品になります。
  • コンチョの取付は製作工程の最後にするといいでしょう。

使用する打ち具と穴あけに使用するハトメ抜き

ジャンパーホック


ジャンパーホック

画像左側:オスパーツ
画像右側:メスパーツ

凹と凸は同じ大きさのハトメ抜きで開けます。
※今回、画像のDの代わりにコンチョを使用します。

  ジャンパーホック(小)
  ジャンパーホック(大)
  ハトメ抜き8号
  ハトメ抜き12号




作り方



1.革に穴をあける(2ヶ所)

1.革に穴をあける(2ヶ所)

革にコンチョを取り付けるための穴をハトメ抜き15号であけます。
同じように、ジャンパーホック足長大のオスパーツ(パーツAとB)を取り付けるための穴をもう1ヶ所ハトメ抜き12号であけます。
(ジャンパーホック大はお好みの色、足の長さをお使い下さい。)
ハトメ抜きを使うときは、下にゴム板を敷くと作業しやすいです。
抜き工具を使うときは、金床やしっかりと安定したテーブルの上で作業してください。


2.革に金具を取り付ける
2.革に金具を取り付ける

2.革に金具を取り付ける

ジャンパーホック足長大のオスパーツ(パーツAとB)をジャンパーホック打ち大を使って取り付けます。打ち具を使うときは、金床やしっかりと安定したテーブルの上で作業してください、取り付け方は、レザークラフト教室の「ジャンパーホックの取り付け方(4)」を参照してください。


3.コンチョとホックをあわせる

3.コンチョとホックをあわせる

コンチョのメスネジを革の表側から穴にあわせて押し込みます。
コンチョの向きはこのときにあわせておいてください。
オスネジをジャンパーホック大のパーツCの穴にいれて、革の裏側からマイナスドライバーで取り付けます。
(ネジは、コンチョの種類によって形、色が違う場合があります。
コンチョにネジが2種類付属している場合は、頭の直径の小さい方を使って下さい。)


3.コンチョとホックをあわせる
3.コンチョとホックをあわせる


3.コンチョとホックをあわせる


4.取り付けの確認をする
4.取り付けの確認をする

4.取り付けの確認をする

コンチョがクルクル回ってしまわないようにネジがしっかりと締めていることを確認してください。
ネジを完全に閉めてもコンチョがグスグスする場合はネジが長すぎる場合があるので、もう1ランク短いものに変更してみましょう。

実際にホックを何回か付けたり外したりして、取付ができているかどうかテストして下さい。






アレンジ技

ネジ式コンチョとプル・ザ・ドットジャンパーホックとのあわせ方

ここでは、通常のジャンパーホック大の代わりに、プル・ザ・ドットジャンパーホックを取り付ける場合の手順をご紹介します。
キーフォブなどベルトに通して使う革小物の製作をするときに大変お勧めです。
プル・ザ・ドットジャンパーホックを使うとホルダーの先側からしか開きません。
また閉めるときには反対の方向からでなければ閉まりません。
ベルトにつけたときに知らない間に外れてしまうということを防ぐボタンです。是非お試しください!!



制作のヒント


  • ここでご紹介するプル・ザ・ドットジャンパーホックを取り付けるには足の長いネジが必要になります。
    使用するオールドコインコンチョはロングのネジ式にしてください。
  • オールドニッケルコインコンチョの場合はロングのネジ式と 別途フラットヘッドシカゴスクリューのロングを用意してください。

使用する打ち具と穴あけに使用する工具

ジャンパーホック

凹と凸は同じ大きさのハトメ抜きで開けます。
※今回、画像のDの代わりにコンチョを使用します。

  ジャンパーホック打ち(大)
  ハトメ抜き35号・ハトメ抜き12号
  平目打3mm巾の1本目





作り方



1.革に穴をあける(2ヶ所)

1.革に穴をあける(2ヶ所)

ハトメ抜き35号を使って革にパーツを入れるための大きな穴(画像の大きいほうの穴)を開けます。
プル・ザ・ドットジャンパーホックのパーツAには方向を定める為の突起がありますので、ハトメ抜き15号でパーツCを取り付ける穴(画像の小さいほうの穴)をあけたら、その穴の近くにパーツAの突起をいれる為の切れ込みを平目打3mm巾の1本目であけます。
パーツAを実際に革に当ててみてあける位置のマーキングをするといいでしょう。
ハトメ抜きや平目打を使うときは、下にゴム板などを敷いて作業してください。


2.メスパーツの金具をセットする
2.メスパーツの金具をセットする

2.メスパーツの金具をセットする

パーツAとパーツCを革の表側から図のようにセットします。
このとき、パーツAの突起の位置が、革を折り返したときに、平目打で革にあけた突起用の穴の位置にあうようにパーツの向きを確認してセットしてください。


3.金具を打ちつける

3.金具を打ちつける

ジャンパーホック打ち大を使って金具を留めてください。
このとき、リングやナスカンなどお好みで使う金具を革に通してから留めてください。
打ち付けるときは、下に万能打ち台などを敷いて作業してください。
レザークラフト教室の「ジャンパーホックの取り付け方(4)」も是非参照にしてください。


4.オスパーツの金具を取り付ける
4.オスパーツの金具を取り付ける

4.オスパーツの金具を取り付ける

コンチョを革の表側からセットします。
このときコンチョの向きをあわせてから穴に差し込んでください。次に、革の裏側からパーツBをのせて、フラットヘッドシカゴスクリュー(ロング)を中央の穴から差し込んでドライバーで固定してください。


5.取り付けの確認をする

5.取り付けの確認をする

金具とコンチョがしっかり取り付けられていることを確認したら実際にホックを何回か付けたり外したりして、取付ができているかどうかテストしてみて下さい。


完成

完成

取付が確認できたら完成です!!

今回のキーフォブの製作には

革 サドルレザー・スタンダード・マット<ブラック>
コンチョ<ネジ式>オールドニッケルコインコンチョバッファロー
ジャンパーホック足長(大)
15mmレバースナップ(N)

を使ってみました。


スタッフからのコメント

いかがでしたか?コンチョとジャンパーホック大はうまく取り付けられましたか。
取り付けがネジ式ですので、たまに気分を変えて、 他のデザインのコンチョに交換したりも簡単ですよね!
いろいろとアイディアをだして、作品作りにおおいに活用してください。
製品作りでたくさん取付をする場合は、ジャンパーホック大のオスパーツをハンドプレス機で取り付けるときれいに早く取り付けすることができます。
ハンドプレス機とジャンパーホック用コマ(大)もお取り扱いしておりますので是非 ご利用くださいませ。

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